本日、試食販売のお仕事。
場所は電車で30分程のとても近いお店。
売るのは、某有名メーカーのウィンナー。
炒めて、「こんなソースにつけて食べると、もっと美味しくなるんですよ~」と、レシピなども紹介する。
色々なお店の裏事情が分かったり、様々なお客様と接する事が出来て、私は結構この仕事が好きだったりします(勿論色々な事情や様々なお客様の中には(-_ー;)なモノもあるんですけどね…それはそれ)
今回のお店はかなり好印象でした。
とぉぉぉぉぉぉぉっても人使いは荒かったんですが、
「ごめんね、他の仕事している時に…」とか「あ~、綺麗に仕事してくれたね。ありがとう」とか、ふとした一言がとっても心遣いを表してて、仕事を頼まれてもそれが嫌じゃなかったです(正直、準備は滞るし、試食は進まないし、勘弁して!な状況だったんですけどね(^-^;))
で、忙しかったのもあるんですが、本日心身共に満身創痍…
まず、試食販売中に
「お願い!空いた棚に商品を詰めていって!」と段ボールを渡されました(この時も「いや、君が商品どんどん勧めてくれるからね~間に合わないよ~」と、嬉しいフォロー)
段ボールってさ…紙の縁で、手が切れるんだよね…。
試食販売でそこそこ手がふやけているので、それはそれは簡単に手のあちこちを切りました。
ヒリヒリして痛い…(;-;)
で、次。
「空いた段ボールはバックヤードに持って行ってね!」と頼まれ、大量の段ボールを抱えて、ヨタヨタとバックヤードへ…。
この時にですね、足下の見えない私の足下へ、台車をアンダースローで転がした馬鹿方がいらっしゃったんですよ…結果。
私の右足は台車に乗ってしまい、華麗な前後開脚に!
そして、したたかに左膝を床に叩き付けてしまいました…せっかく、せっかく鍼で古傷治しているのにぃぃぃぃ…(T-T)
でも、周りにいた人たちが助け起こしてくれ、台車を転がした人も「ごめん!俺の不注意だ!」と平謝り。
察するに、私がいつもと違う動きをする不穏分子なんでしょうね。
いつもなら、みんなが察して避けてくれるのに、動きの分かっていない私が和を乱してしまっている…。
それからは、大量に荷物は抱えず、足下が隠れない様少しずつ運ぶ事にしました。
でね、今回最大のピンチはお昼過ぎにやってまいりました。
時刻は確か午後2時過ぎ。
「そろそろ昼休み取りたいなぁ…でも、試食販売やっている人全員がいなくなるのはマズイだろうから、交代制なのかなぁ…」と思いながら、ウィンナーを炒めていると、再び店員さんからお呼びが。
「ごめん!この商品をこの棚に詰めてくれるかな!」
「はーい」
と、返事をして棚詰め開始。
終わって、くるりと振り向くと男性が立っていました。
「?」
上目遣いにじーっと、こちらを見ています。
何をするでもない、何か言うでもない。
でも、その目つきにゾッとしました。
(相手にしちゃいけない。目を合わせないようにしよう)
試食販売やっていると、時々困ったお客様もくるので、その類だろうと高を括ってました。その時は。
試食台に戻り、料理を再開。
ふと、目を上げると…やはりその男性がいました。2メートルくらいの所に。
何をするでもない。話しかけてくる様子もない…やっぱりゾッとする様な目つき。
心なしか、ニヤニヤと笑っている様にも見えました。
(何、この人…)
でもでも!
試食したくて、声掛けられない人かも知れないし…と思い直していると、店員さんからまたお声が掛かりました。
「ごめん!この段ボールボックヤードにしまってきて!」
男性から離れられるとホッとしながら、段ボールを受け取り、バックヤードへ。
私がいなくなれば、試食品を食べていなくなっているかも…。
甘かった…
バックヤードから帰ってきた私を迎えたのは、バックヤード入り口近くに立っている男性だった…
さっきよりも至近距離で、こちらをニタニタと笑いながら見つめてます。
それからは、私が動けば後をついてくる。
動きを止めれば、至近距離1m~2mの所でじっと見ている。を繰り返しました。
(もう駄目…限界…)
店員さんが近づいてきた所で、駆け寄り小声でヘルプ!
「すみません!私の後ろに男性が付いてきますよね?!さっきから追いかけ回されてるんです!助けて!!」
店員さん、びっくり!そりゃそうだ
そして、そっと私の後ろを伺うと
「あ…ヤバイ。バックヤード入って!しばらく出てこなくていい!」
と仰って下さいました。
試食台を手早く片づけ、バックヤードへ向かうと、チーフとばったり出くわしました。
私の顔をみて
「ごめん!昼休みとってないよね?今から1時間休んでいいよ」
と言われたので、チーフにも報告。
「すみません、さっきから変な男性に追いかけ回されて困ってるんです。助けて下さい!」
「え?何かされたの?」
「いえ、でも移動するとずっと後ろについて回ってくるし、試食台にいると1m位の距離の所からニヤニヤ笑いながらこっちを見てるんで怖くて…」
そう言うと、そっとバックヤードの扉から外を窺うチーフ。
「あ…あの男かな…」
ちょっと待て。
さっきの店員さんと言い、チーフと言い、他人が見ただけで分かる位ヤバいんですか?!
午後からどうしよう…と、半泣きになったチーフが仰いました。
「いざとなったら午後からは出なくていいよ。裏で調理してお皿を外に出すだけでいいよ」
ホントに?!
「何かあってからじゃ、遅いよ。ほとぼり冷めたらいなくなるかも知れないから、ちょっと長めに休憩取っていいよ。午前中頑張ってくれたからね(^-^)それと、午後から店内に出る時は、必ず俺らに声掛けて。見回ってくるから。で、もしも午後からそいつ見つけたらすぐにバックヤードに引っ込む事」
なんて頼もしいお言葉!
これで、午後からも働く気力が湧きました。
一応、私を派遣している会社側にも連絡(MPKさんがお勤めになっている会社です)
すると、
「帰りはタクシー使ってもいいからね。くれぐれも気をつけて。困った事があったら、すぐにチーフと私たちに連絡してね」
と言ってくれました。
会社って成績や売り上げを重視して、なかなか個人を大切にしてくれる所はないってのが、私のイメージ(現に私が所属している音楽教室は、お客様の顔色を窺う事ばかりして、講師を大切にしてるとは言えません)
でも、私を派遣している会社、そして今回の派遣先であるこのお店。
なんて、働く人たちに優しい会社だろう…
ここまで大切にしてくれるんだったら、頑張ろうって気持ちになるよなぁ…
お金に換えられない価値って、やっぱあると思うもの…
チーフに言われた通り、午後から店内に出る際は見回りをして貰い、男性がいなくなった事を確認してから仕事を再開したため、集中して仕事する事ができました~♪
でもね…怖かった事に代わりはなかったよ…
ストーカーに付きまとわれて、ノイローゼになる方の気持ち、痛い程分かりました。
次の試食販売のお仕事は2週間後。
負けないよ!好きだもん、この仕事!!
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